県民共済って掛金が安い!民間の保険は高い!というイメージを持っておりませんでしょうか?
実際、県民共済は毎年割戻金というのがあり、戻ってくるお金もあるので実質月々数千円と考えられます。
一方民間の保険は、貯蓄型の保険を勧めてくるので、高いイメージがあるのかと思います。
いったいどっちがお得なのでしょうか?
たしかにそんなイメージを持ってるけど実際どっちがお得なのかな~
県民共済と民間保険の両方を入っていたことあるから、説明していくね!
- 資産形成をしようと思っている方
- 資産形成と言っても何をしたらいいかわからない方
- 一緒に勉強しながら資産形成してみたい方
- 保険の見直しや何かの保険に加入しようと思っている方
共済と民間保険の違い

内容は同じようでも、まずはその違いを見ていきましょう。
共済でもいろいろある
- 全労済「こくみん共済」
- JA共済
- コープ共済
- 都道府県共済
など、いろいろあります。今回こちらでは、実際きなたくんが加入していた都道府県民共済を説明していきたいと思っています。
根拠法令と監督官庁が違う
なんのことかよくわかりませんよね。
簡単に言うと法律と監督するところが違うということですね。
あまり今回は関係ないですし、利用者側はさほど変わらないので、ここでは深く掘り下げません。
簡単にざっくり言ってしまえば、保険会社は営利目的。
共済は非営利ということです。(保険会社にも相互会社(非営利)もあります。)
商品特徴
都道府県民共済 | 民間保険 |
掛金が一律 | 年齢や性別で掛金が変動 |
パッケージ商品 | 種類が豊富 |
保障金額が少ない | 保障金額が柔軟 |
掛け捨て商品のみ | 貯蓄型が多い |
高齢時の保障が薄くなる | 高齢時の保険料支払いが高くなる |
都道府県民共済はバスで、民間保険はタクシーなんて例える場合もあります。イメージしやすいですね。
都道府県民共済の方がお得そうだけど

都道府県民共済の方が、掛け金がだれでもいつでも一律で、しかも安くていいと思いますが、もうちょっと都道府県民共済を掘り下げていきましょう。
都道府県民共済メリットデメリット
きなたくんもかなりの期間、県民共済に加入してました。
メリット
- なんと言っても掛け金が安い。
- 商品内容がわかりやすい。
- 加入者全体の保険使用状況により割戻金がある。
- 年齢や性別に関係なく掛け金が同じ。
- 高齢者にとっては割安感がある。
- 何かあったとき、すぐ保険金がもらえる。
デメリット
- 保障金額が少ない。
- 医療保険と生命保険を別に契約できない。
- 高齢者になると保証金額が減る。
- 若者にとっては割高になる。
- 低いが倒産のリスクがある。
優良な保険である
民間保険会社の利益のために運用利率が非常に低い貯蓄性のある保険と比べれば非常に優良な保険です。
主な低利率の貯蓄性のある保険
- 個人年金保険
- 学資保険
- 終身保険
- 変額保険
- 外貨建て保険
などがあります。実際きなたくんも「個人年金保険」に加入してました。詳しくはこちらに記載してあります。

保険の営業マンも「解約すればお金が戻ってきます。」と言ってきますので、それまで生命保険にもなるし、損はないなぁ~なんて思ってしまいましたが、もちろん満額戻ってこないし生命保険不要だし、低利率だし・・・若いころは終身保険も入っていたことがあります。
まとめ

じゃ、都道府県民共済がいいのかというと、そもそも医療保険は不要ですし、生命保険が必要な場合は、若い人で妻子がいて自分がもし亡くなった場合、残された家族の生活が立ち行かなる場合です。
そして、都道府県民共済は若い人の方が損で、掛け金は民間保険より安いけど保障も薄いです。
都道府県民共済に入るべきか
都道府県民共済は良い保険ですが、必ず入った方がいい!ちょーおすすめです!というわけではございません。
- 今の自分(年齢・家族構成)にあった保障の保険に入る。
- 何かあったときに人生が終わってしまうリスクをさけるために最低限必要な保険(掛け捨ての生命保険、自動車保険、火災保険)に入る。
上記2点を頭に入れ、自分に適した保険に入りましょう。
こちらの記事も合わせて参考にしてください



