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ワンルームマンション投資にだまされるな!②【ワンルームマンションの仕組み】不動産投資|よいことはすぐ行動ブログ
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ワンルームマンション投資にだまされるな!②【ワンルームマンションの仕組み】不動産投資

投資の中でも「不動産投資」って、ホントお金を持っていて(稼いでいて)、家賃収入が自動に入ってきて、レベルの高い人たちの投資というイメージを持っていました。

でも、銀行で融資を受けて物件を購入するパターンもあって、こんな自分でもできるかなぁと思えます。
しかし、金額が張るのでそう簡単には手が出せないのも事実です。

そこで、投資金額も少なく1000万円くらいから始められる「新築ワンルームマンション(区分所有)」投資というのがあり、おすすめです。じゃありません!これだけはおすすめできません。

私にも、よく営業の電話がかかってくるのですが、話しを聞いているだけでもうさんくさいです。

このような方へ
  • 資産形成をしようと思っている方
  • 資産形成と言っても何をしたらいいかわからない方
  • 一緒に勉強しながら資産形成してみたい方
  • 不動産投資を考えている方

営業マンからの誘惑

不動産屋の営業マンはいかにもおいしいことを言ってきます。実際の営業電話でも下記のようなことを言っていました

  • 少額から始められる
  • 節税になる
  • 生命保険の代わりになる
  • 将来の年金になる
  • お金がなくても銀行が貸してくれる
  • ローンは入居者が払ってくれる
  • 家賃保証(サブリース)がついている
無知ざわくん

少額から始められ、節税効果があり、生命保険にもなって、年金にもなる。
毎月、銀行融資のローン返済金額以上の家賃収入が利益になって、入居者が入らなくても家賃保証もあるなんて、これってリスクが少なくとても良い投資ですね!

きなたくん

この話だけだと、とても良いと思ってしまいますよね!
投資に低リスク・ハイリターンのものはないよ。

①少額から始められる

不動産投資としては数千万円と少額から始めることができます。

②節税になる

サラリーマンでも節税になって、お金が少し戻ってきますよ。

③生命保険の代わりになる

もし亡くなったとき、この部屋がタダで手に入るので生命保険の代わりになりますよ。

④将来の年金になる

ローン返済が終わったら、最後自分のものになるから年金になりますよ。

⑤お金がなくても銀行が貸してくれる

手元に現金がなくても銀行が貸してくれるから買えますよ。

⑥ローンは入居者が払ってくれる

ローンは家賃として入居者が払ってくれますよ。

⑦家賃保証(サブリース)がついている

もし入居者がつかなくても安心。うちが一括で借り上げますので家賃保証がついています。

このような営業トークに惑わされてはいけません。

思っている以上にかかる費用

圧倒的に低い利回り

なんと言っても利回りが圧倒的に低いです。ワンルームの場合、ローンは入居者が払ってくれません。

例:東京23区の築15年のワンルームマンション
  価格1400万円
  家賃74,700円
  表面利回り6.4%

利回り6.4%と聞くと、とても良い投資だと思ってしまいますよね。実は、この6.4%には隠れたコストがあるのです。

銀行の金利

銀行からお金を借りるのだから、銀行の金利が入ります。
だいたい1.5%~2%(銀行によって異なります。)
っということは、表面利回り6.4%ー銀行金利1.5%~2%=4%~4.9%

無知ざわくん

4%も利回りがあるなら、良い投資だと思うよ!

きなたくん

それが掛かる費用は、まだまだあるよ!

ずっと満室はありえない

30年のローンを組んで30年満室はありえません。この表面利回りはずっと満室で計算されています。(空室率の計算が全くされていません。)

取得時の費用

  • 不動産屋に仲介手数料
  • 不動産取得税
  • 登記費用(司法書士・印紙等)

だいたい購入金額の6~7%くらい掛かります。

共用部の修繕積立・管理費

マンションには共用スペースがあり、そこの修繕費を毎月積立で取られます。また、マンションの管理費も毎月引かれます。
よって、家賃は丸々全額入りません。(これも全く計算に入っていません。)

固定資産税

賃貸ならかかりませんが、所有だと毎年かかります。物件によりけりですが、だいたい価格の1%前後、家賃に換算すると1~2か月分が無くなります。

火災保険

もしものときのために火災保険に加入しなければなりません。年間数万円が毎年かかります。

退去時のリフォーム代

退去時のリフォームは大家さんの負担になります。クロスや床の張り替え、エアコン、トイレなどの修繕、清掃費などかかります。

広告費用

不動産屋に入居者募集をしてもらい入居者が入った場合、家賃の1~2ヶ月分ぐらい支払わなくてはいけません。
ワンルームの場合、3年に1回は空室が出ると言われています。よって、2~3年に1度は家賃の2ヶ月分ぐらいの支払いがあります。

毎年下がる価格

利回り計算が、買ったときの価格のまま計算されています。
物件はどんどん古くなっていくので、価格は下がっていきます。

例えば、1000万円で購入した物件を10年間で500万円の家賃収入があって、10年後に物件を500万円で売れたとしたら、トータル1000万円で全く増えていないということです。

表面利回りって意味あるのか

表面利回りとは・・・

満室想定の年間家賃収入の総額を物件価格で割った数字

単純に粗利益となるのですが、満室を前提に家賃を想定するので、不動産屋さんの方でいくらでも高くみせかけれるのです。
例えば・・・
 想定家賃収入100万円÷物件価格1000万円=利回り10%
 想定家賃収入150万円÷物件価格1000万円=利回り15%
というように、想定なのでいくらにでもすることができるわけです。

その他にかかる費用や空室リスクなど必ずあるもので、信憑性にも問題があり、この表面利回りという表記は不要じゃないかと思います。

実質利回りとは・・・

年間の家賃収入から諸経費(管理費・修繕積立金・固定資産税など)を差し引いた実質的な収益から、物件価格に購入時の諸経費(不動産仲介手数料・登記費用・印紙代など)を加算したもので割った数字

こちらが実際の収益となりますので、実質利回りで考えないといけないわけです。

無知ざわくん

結構費用がかかるから、絶対実質利回りで見ないと危険ですね!

きなたくん

そうだね!表面利回りだけでは危険すぎるね。
次は、実際計算してみるよ!

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きなた
1975年 埼玉県生まれ。よいと思ったことはすぐ行動。しかし、失敗の連続。さらに地域貢献活動・保護者会などに時間と労力を費やし資産がないことに気づく。そして、やっと資産形成に目覚め経済的自由を手に入れたいと動き出しました。 私の失敗談も掲載しますので、一緒に資産形成していきましょう!