車を買ったので、任意保険に入りました!
そのとき、車両保険はつけた方がいいのか悩みました…
じゃ、今日は自動車保険について勉強していこう!
- 資産形成をしようと思っている方
- 資産形成と言っても何をしたらいいかわからない方
- 一緒に勉強しながら資産形成してみたい方
- 車両保険をつけている方
- 車両保険をつけようか迷っている方
きなたくんの場合
車両本体価格がちょっと高い車を見栄だけで所有していたので、もし事故を起こして車が大破しても安心できるよう車両保険もつけていました。
(資産形成において見栄は天敵です。)
もっとも購入したときの担当者が「車両保険も入っておいた方がいいですよー」なんて言うから鵜呑みにしてました。
しかし・・・
すぐ解約!
その理由は、順を追って説明していきましょう。
自動車保険とは
損害保険の一種です。大きくわけると「自賠責保険」と「任意保険」があります。
自賠責保険
国が定める強制保険。車検のときにみんな勝手に入ります。ちなみにどこの会社で入っても変わりません。
- 死亡時 3,000万円
- 傷害による損害120万円
任意保険
一般的に自動車保険というと任意保険のことを指します。自賠責保険だけではカバーできないところを補います。
等級というものがあります

無事故だと等級が上がり保険料が安くなります。
事故を起こして保険を使うと等級が3等級下がります。よって、元に戻るまで3年かかるということです。
補償内容
対人・対物
事故で人を死亡させたり、ケガをさせたとき、そして、事故で物を壊したときに使用します。
対人・対物とも無制限で入ることが必要です。どんな事故を起こすかわからないので。
車両保険
自分の車が壊れたときに修理代が保険からおりる。日本人の4割強が入っています。
車両保険の必要性
軽い事故の場合、車両保険は使わない
車をこすった、少しへこんだ、パンパ―が壊れたなど修理費が5~10万円くらいで収まるときなど
そういった簡単な修理に車両保険を使うと・・・
- 等級が下がる。(3等級ダウン)
- 3年間保険料が上がる。
- 修理費以上の保険料になってしまう。
ですので、軽い事故で簡単な修理のときは、車両保険は使いません。
全損事故の場合は?
車が盗難にあったり、物理的に全損と言われるパターンです。
新車のときの価格は保険から出ない
時価額で支払われます。
だいたい毎年20%くらい下がっていき、5年以上の車ならほとんど価値が出なくなります。
さらに、業者用の安い価格(レッドブック)で見積もられてしまいます。
相手の保険からも出る
単独事故ではなく、相手がいて相手の過失があった場合、相手の保険からも出ます。
車両保険は不要

車両保険は修理代が払えない人のもの。最低限の修理費用を貯めておけば大丈夫。
車両保険に入らないで自分の車が壊れたときは・・・
- 軽い修理なら直す(車両保険に入っていても使わない)
- 完全に壊れたら身の丈に合った車に買い替える(無理してローンを組んで高い車に乗るのは浪費と同じ)
私の住んでいるところでは、車無しでは生活できません。(田舎なのでw)
生活で使う分には消費としてとらえることができますが、見栄で移動手段以上の高い車は浪費ですね。
解約の結果
保険料47,700円が、車両保険を抜くことで21,750円になりました。
25,950円安くなりました!
実は・・・解約するまでちょうど5年車両保険に入っていました。
このまま入り続けていたら、軽い事故では今まで通り保険は使わず、全損事故が起きていざ使おうと思っても時価分しか出ないので、ほとんど保険金は出なかったことでしょう。
ちなみに・・・
車両保険25,950円 × 5年間 = 129,750円を損したことになります。
これは授業料としてあきらめます。
浮いた25,950円の使い道は・・・
月々に換算すると2,162円と大した金額ではありませんが、積立投資の資金にします。
車両保険必要ないですね!
ちゃんと勉強してないと損するね(泣)
今回参考にした動画はこちら
両学長のリベラルアーツ大学でした。